2015年7月15日水曜日

2015年夏の大会を終えて




『 Invictus インビクタス(打ちのめされることなき者) 』


夏の大会は引退試合でもある


2年半しかできない高校野球


つらい練習、厳しい指導


炎天下の走り込み


厳冬の中の体力づくり


やめようと思ったこともある


みんな遊んでるのに何で自分だけとおもったこともある


でも、野球が好きだから、ここまで来れた


北高でみんなと野球ができてよかった


そんな姿を見せてくれた君たち


きのう、連打で敵の出鼻を見事にくじいた選手たちがいた


きのう、ひとりマウンドで敵の強打の重圧の下、孤独に投げ続けた投手がいた


その投手に声をかけて励ます者もいた


きのう、肩の痛みをこらえながらも歯を食いしばって戦った捕手がいた


仲間を前に進めるためバントに徹した打者がいた


窮地のチームをタイムリーで奮起させた選手がいた、何人もいた


大差をつけられてもめげなかった君たち


最後まで全力を振り絞った君たち


あくまでも戦い抜こうとした君たち


そんな姿を見せてくれた君たち


きのう、君たちは、負けたのではない!


心が打ちのめされない限り、勝負はまだ続くのだ


打ちのめされない限り、人は必ず立ち上がる


そして、戦い続ける者はいつか勝利をつかむだろう


そのことを身を持って示してくれた君たち


そんな君たちの姿に僕たちも勇気をもらった


長浜北高野球部のみんな


本当にありがとう!



2015年7月14日火曜日

第97回全国高校野球選手権滋賀大会 長浜北高 v.s. 光泉戦


今日の光泉戦

北高ナインは最後まで全力を尽くし戦い抜きました。

光泉高校003 224 01=12

長浜北高200 002 10x=5 ※8回コールド







試合展開は長浜北高が先制。
1回裏、長浜北、4連打。 弓削君、森君のタイムリーで2点を得点。
しかし、3回表に光泉高校4番早川君がツーアウト満塁から走者一掃三塁打を放ち逆転。
続く4回表に光泉はさらに2点を追加。
5回表にも光泉は、市田君のタイムリーで2点を追加します。
6回表には光泉打線が爆発、一挙4点をたたき出しました。
この段階で、光泉11 - 2長浜北高となり、北高サイドには悲壮感が漂い始めます。


ところが、北高反撃!
6回裏、北高弓削君と伊藤君の安打
大森君バントから七里君、宮本君が連続タイムリーを放ち、北高は2点を追加。
さらに、北高は7回裏に伊藤君がタイムリーヒットを打ち、光泉11 - 5 長浜北まで挽回しました。


しかし、8回表、光泉はさらに1点追加し12点。
8回裏、北高は無得点に終り、試合終了となります。
破れたとはいえ、長浜北高野球部、最後までへこたれず、あきらめず戦い抜きました。


北高ナインの敢闘と粘り強さを讃えます!
強敵相手に見事な戦いぶりでした!
特に力投を続けた奥田君、投打に活躍した伊藤君は、この試合における北高MVPに値する奮闘振りでした。
両君以外も、北高ナイン、北高野球部のみんなは実によくがんばったと思います。
また、猛暑の中、応援に駆けつけられた父兄、卒業生をはじめとする皆様にも敬意を表し、感謝申し上げます。


北高野球部の粘り強く力強い戦いに大切なことを教えられました。
ありがとう!北高ナイン!
ありがとう!長浜北高野球部!
これからも応援します!!


校歌斉唱後、対戦相手の光泉高校野球部のキャプテンが長浜北のベンチに向かって一礼されておられました。
光泉高校さんを相手に戦ったことは我が長浜北としても誠に名誉なことであります。
光泉高校さんの躍進をお祈り申し上げます。